レポート

オタク女子がオフ会での出会いを成功させ結婚につなげるイロハ

こんにちは。漫画を読み漁りアニメのチェックも欠かさない、自他ともに認めるオタクです。
大人になってもまだまだオタク!オタクは本当に人生が楽しいです。先日某アニメにどっぷりハマり夜な夜な新情報をチェックしています…時間が足りません…

オタク女子がオフ会に参加したきっかけ

こんなオタクの私ですが、今は理解のあるオタクと結婚して二人でアニメを見たりイベントに行ったり、人生とってもハッピーです。しかし、数年前は出会いがなく彼氏もおらず、オタク趣味を楽しみつつもこのままで大丈夫だろうかと不安を抱える毎日を送っていました。私と同じオタクの皆さんは、同じ不安を抱いてはいないでしょうか?恋愛や結婚が全てではないと思いつつ、放っておくと異性と出会うこともなく、このまま独り身なのではないかと不安になったことはありませんか?20代前半の頃、漠然とした不安を抱えていた私がやってみたのは、出会いを増やすためにオフ会に参加することでした。
その当時出会えたらいいなと邪な気持ちもありつつ参加していた私ですが、オフ会に参加することで色々学ぶこともありました。今回はそんなオフ会での、私なりの成功体験をお話したいと思います。

オタクな私が出会いに成功したオフ会とは

その当時、私は20歳の大学生でした。その頃、私はとある動画サイトの音楽にドハマりしており、毎日動画サイトに通い詰めて曲を探したり聞きあさったりしていました。オタクあるあるかと思うんですが、ひとつ好きになるとその関連なんかも探してずるずるハマっていくんですよね。私もしばらくは家で好きな曲を探して楽しんでいました。ひきこもりは言いすぎですが、ネットで完結する世界でしたので、ひたすら家にいたような気がします。
しかしある日、急に思い立って同じものが好きな友達が欲しくなった私は、当時流行っていたSNSで同じ趣味の人がいないか検索してみました。検索したところ、思ったよりも検索に引っかかった人がいたので、私は同性の友達を増やすべくメッセージを送ったのです。
なぜ同性かって?今でこそいい年なので男女どちらでも仲良くする自信はあるのですが、その頃は男性に声をかける度胸がなかったんですね。男性馴れしていないこともあり、ひとまず私は女性に声をかけてみました。同じ趣味の友達ができればいいやという気持ちでした。
初めてのオフ会は、自分を含めて3人。オフ会というのは大げさな人数かもしれませんが、私にとっては初めての経験でしたし、とても楽しくお話することができました。
一度楽しいと思うと、その次もやりたいな、と思うものです。私はそのオフ会をきっかけに、オフ会に参加したり、自分で声をかけて人を集めたりするようになりました。自分でオフ会を開催するのも、大変ではありましたが、思うようにできて楽しかったです。
何度かオフ会に参加するうちに、男友達も増えました。意識しすぎて男の人と話すのが苦手だった私にしては大きな進歩です。初めは男性と話すのも緊張して自然にふるまえなかった私でしたが、徐々に馴れて自分を出せるようになったのです。

オフ会で出会えた男性

オフ会のおかげで友達も増え、人付き合いに馴れてきた頃、私は一人の男性を意識するようになっていました。オフ会で何度も顔を合わせているうちに、リーダーシップのあるその男性に惹かれていくようになったのです。顔は特別イケメンというわけではありませんでしたが、親しみやすい雰囲気と誰にでも優しいところが、とても素敵な人でした。その頃、8人くらいのグループができており、同じ趣味を持つそのメンバーでよくカラオケやご飯に行っていました。
彼はいつもオフ会を率先して開催してくれるタイプで、会う頻度は週一くらい。大学生ということもありみんなで頻繁に遊んでいました。何となく彼が主催で、私はそのサポート、という感じになっていました。
オタクのオフ会で出会った人だったので遊ぶ内容はカラオケが多かったですね。みんなで誕生日を祝ったり、たまにはボウリングやスポーツもしたり、オタクといえど普通のサークルのように遊んでいて毎日楽しかったなぁと思います。若かったので朝まで歌ったりゲームしたりもしていました。
しかし実はこの人とはお付き合いできなかったんですね。彼はオフ会で出会った別のオタクの子と付き合い、今は結婚もされています。それが分かったときはすごくショックでしたし、失恋のショックで痩せたりもしました。辛い思いをしたはずなのに、それでもなぜ、私がこの出会いを成功と思っているのか。それは自分自身の進歩、というところにあると思います。
冒頭のとおり、私は男性にあまり慣れておらず、話をするのも緊張するようなタイプでした。しかし、オフ会を繰り返し、男性と話すことが増え、好きな人に対して積極的に頑張ることで自信がついた、という気持ちがあります。消極的だった自分を、出会いを通して変えることができたと思っています。共通の趣味があるオフ会だったからこそ、話すことができましたし、楽しいなと思って周りの人と交流することができました。成功は、何も付き合って結婚する、というばかりではなく、それに繋がる自分自身の成長も、成功なのではないかな、と私は思っています。

正直に言うとオフ会に参加すればすぐに出会える、というのはちょっと幻想かな、思います。すぐに出会えて恋人ができる人はあまりいないかもしれません。しかし、自分を変えるきっかけになるとは思います。そして出会いを繰り返して、自分自身も成長して、素敵な人に出会えるんじゃないかな、と個人的には思っています。オタクのオフ会でできるカップルをたくさん見てきました。同じ趣味を持つ人たちなので、普通に合コンに行ったりするよりはすぐに仲良くなれますし、良い出会いに繋がりやすいでしょう。
今ではオタクのオフ会で出会った人と結婚して幸せな私が、オタクのオフ会で成功するための心構えをお伝えしたいと思います。

オタク女子がオフ会での出会いを成功させる3つの心構え

心が折れないように気をつける

精神論で恐縮ですが、出会いたい一心でなかなか出会えないと、案外メンタルに来ます。婚活する女性が婚活疲れをしてしまうのと同じかもしれません。これを読んでくださっている方の年齢にもよるのですが、出会いが欲しくてオフ会に参加するとしたら、なかなか良い人に出会えず疲れてしまうことがあるでしょう。すぐに嫌になって諦めてしまう可能性もあります。しかし、何度かオフ会への参加を繰り返して、良い人に出会えることもあります。心が折れないコツとして、自分の本当に好きなジャンルのオフ会に参加すること。これにつきます。もしも素敵な異性がいなかったとしても、楽しくお話しできる友達が増えることが楽しくてあまり苦になりません。これがもし普通の合コンだとして、当たり障りない話や興味のない話をずっとしていても、あまり楽しくありませんよね。好きな人がいなくても、好きな話をできるならそれは成功なのだと思います。オタクというだけで、好きなものの共通点があるのですからそれはとってもお得だなぁと個人的には思います。自分自身が楽しむことが何より大切です。オタクであることを最大限に活用してオフ会を楽しみましょう!

恋愛感度を高める

これはオフ会に限った話ではないのですが、出会いが上手くいかない人は惚れっぽくない人が多いかなと思っています。この人が素敵とか、あの人のここが良いとか、あまり思えない人ですね。恋多き男女は、惚れっぽい人に多い気がします。出会いに繋がらない人というのは、好きになるのに時間がかかるタイプとも言えます。ちなみに私自身は、どちらかというと惚れっぽいタイプなんですね。3人男性がいればその中で一番素敵な人に恋しがちなタイプといいますか。もちろんそれは自分の好みの話なので、一番イケメンを好きになるとかではなく、自分の中でビビッとくる人を好きになります。(変な人が好きなのであまり人と被らないのですが笑)
これが本当に良いか悪いかはちょっと置いておいて、人を好きになるということはすごく良いことだと思うんですね。自分自身を磨くきっかけになりますし、誰かを好きになることは必ず自分の糧になります。そんなに簡単に人を好きになれないよ、という人ももちろんいるかと思います。オフ会という場に関わらず、オススメしたいのが、相手のいいところをかならず見つけて伝えていくことです。本人に直接伝えられないなら、別の人に伝えてもいいです。「○○さんの○○なところ、素敵ですよね」と好意的な気持ちを伝えていきましょう。八方美人と思われたくないとか、軽い人間だと思われたくないとか、そういう方は無理に人に伝えなくてもいいのですが、できれば口に出していくのがいいと思います。悪口を言っている人を見ると、「この人私の悪口も言うんだろうな」と思いませんか?それの反対で、人のいいところを伝えられる人というのは好かれやすいと思います。口に出すのは、人のいいところを見つけていく練習というか、好意的に見る練習ですね。たとえば全然タイプじゃないオラオラ系の人だったら「みんなを盛り上げてくれようとしてるな、声が大きいのは遠くの人にも聞こえるようにかな。意外と周りが見れているな」とか。全然話してくれない人がいたら「今の話は少し頷いていたからきちんと話を聞いてくれているな。優しそうで落ち着いているな」とか、ポジティブなとらえ方を練習していくと、周りの人の素敵なところを見つけていけるし、自分も魅力ある人間になれると思います。

自分磨きも怠らない

男女ともにそうなのですが、オタクでいると趣味にお金をとられて、なかなか身だしなみに気を遣えない人もいたりします。(昔よりはオタクもだいぶ見た目で分からなくなったかと思いますが)これは出会いを遠ざけますので、最低限身だしなみには気をつけましょう。こだわりがないのなら年相応な服装をした方が絶対にいいです。大人になって中学生みたいな服を着ていると第一印象はあまり良くないです。私自身もそうだったのですが、似合わない可愛い服装を着たり、化粧が濃すぎてけばくなっていたり、冷静に自分を見ることができていなかったなと思います。今になって思えば、似合うものが一番。可愛いものは今も好きですが、一部に取り入れるだけにして、今は似合うものを重視して取り入れています。
もちろん自分に似合うものなんて分からない、という方もいると思います。まずはインターネットを駆使して、おしゃれな人の真似をしてみるといいでしょう。今はコーディネートアプリや、おしゃれな人の着こなしブログなんてものも沢山あります。自分と似た体型の人を探して、その人が素敵な服を着ていたら真似して買ってみたり、違うジャンルにチャレンジしてみたりするのも楽しいですよ。出会うために遠回りなように思われるかもしれませんが、若いうちにやっておくとすごく将来のためになります。若くないよ、って人もぜひ試してみたら結構大きく変化しますよ。自分では難しい!って人はいっそプロに頼むのも手です。昨今、パーソナルカラーや顔タイプ、骨格などを診断して、似合う服を教えてくれるというプロもいます。お金はかかりますが、確実に自分に似合うものを見つけられますので、そういうのを思い切ってお願いしてみるのもオススメです。
自分に自信をつけられますし、結局そういう男女は魅力的に見えるものですからね。人から褒められるとそれが楽しくてまた頑張れますし、好循環が生まれます。

まとめ

少しずれてしまいましたが、オフ会はたくさんの人と出会える場所ですし、その出会いを通して自分が成長できる場でもあります。私は、自分が成長できたな、と思えたらそのオフ会は大成功だと思っていますし、出会うために頑張る人たちのことも応援していきたいと思っています。自分のためになる出会いを繰り返し、最終的には幸せになってほしいな、と思います。私自身も、オフ会で出会った友人や好きになった人たち、みんな本当にいい人たちですし、オフ会のおかげで出会えたと思っています。
オフ会は友達も増えますし、とっても楽しいものですので、オタクならぜひ参加してみてほしいものです。気負いすぎず、楽しくオフ会に参加してみてくださいね。オタクの皆さんにオフ会で素敵な出会いがありますように!
続いて、他の成功体験談を紹介してみます。

オタク女子の青春から

昔からずっとオタクだった私ですが、夢見る夢子ちゃんだった10代の頃は、男性と話すこともできず寂しい青春を送っていました。オタクとして立派に成長したわけですが、恋愛には縁がないまま20代に突入した私。恋愛ゲームや恋愛漫画は大好きでしたがリアルではそんな夢のようなこともなく、このままではいけない!と思い行動したのが20歳を過ぎてからでした。結論から言うと、私はオフ会に参加することで、出会いがあり今では結婚しているのですが、今回は、そんなオタク女のオフ会での成功体験をお伝えしていこうと思います。

私が現在の旦那と出会ったオフ会は、自分で主催したものでした。20歳以降オフ会に参加することにハマり、初めは少人数のオフ会を開催したり、他の人の主催したものに参加したりしていたのですが、慣れてきた頃には10~20人くらいの人数のオフ会を開催するようになっていました。その頃はネット音楽にハマっており、SNSで同じ趣味の人を探しては呼びかけてカラオケオフ会をしていました。2年ほどオフ会を続けている間に好きになったりお付き合いしたりすることもあったのですが、結婚に至る相手に出会ったのも、自分で開催したカラオケオフ会でした。
自分で主催するメリットとして、自分の都合のいい時に開催できる、好きな人だけを呼べる、ある程度自由にできる(主催としてやることはやらないといけませんが…)というものがあります。その時のオフ会は12人ほどのオフ会でしたが、完全に初めましてという人は2人で、他のメンバーはある程度仲のいい人たちでした。主催だったので、新規の人たちが居辛くないように、結構気を遣っていたつもりです。その姿が功を奏したのか、オフ会後に新規の男性から「今日はありがとうございました。みんな良い人で楽しかったです!特に幹事さん(私)がすごく良い人でした!」というメッセージをいただき、その翌週に、遊びに行くお誘いを受けました。
その時私は全く彼のことを意識しておらず、二人きりはちょっとな…と思っていたのでオタクの女友達を誘い三人でゲーセンに行きました。ごくごく普通の友人と遊びに行く感じで、ゲームをしてラーメンを食べに行くというプランでした。
連絡がマメな人で、私も返信が早い方でしたので、連絡は頻繁にとっていました。その次は2人きりでカラオケに行きたいと言われたので了承しました。さすがにそのあたりでは好意を感じとっており、緊張はしましたがまぁ友達として普通にカラオケに行きました。その後飲みにも行き、スキンシップの多い人だったのでその辺ではこちらもちょっと好意を抱くようになっていました。二週連続で遊びに行ったあと予定がなかったので、「二週連続で会ってたから来週会えないのちょっと寂しいね笑」とメールをしたあと、「来週も会いたい」と言われて家に誘われました。お、これは来るな、と思いましたが、案の定そこで告白していただき、無事にお付き合いすることになりました。後で聞いたところによると、初対面の時から好きでいてくれたらしいのですが、そのメールがきっかけで告白しようと思ったそうです。
その後半同棲状態で2年ほど交際を続けた後、結婚して今に至ります。旦那もオタクなのでオタクを隠さなくていいし、ご飯を食べながらアニメを見たり、カラオケで好きなオタ曲も歌えるし、非常に満喫しています。オタク同士の結婚は割と友達感覚な気がします。オフ会での出会いで、今はとても幸せです。
そんな幸せな私が、オフ会で出会うコツをお伝えしたいと思います。

オフ会で出会うコツ

オフ会を主催する

これは性格にもよるので、難しい人もいるとは思うのですが、オフ会は参加するよりも自分で開いた方が出会いの近道と言えます。会いたい人に会うことができますし、自分の都合で開催することができます。たとえば平日の夜にやりたいと思ったら自分で開いて、来られる人を探した方が自由がききます。二度目三度目と開催する際に、「この人とはもう会いたくないな…」と思った人を呼ばないこともできますし、反対に「この人とまた会いたいな」と思ったらまた参加してもらいたいということでお誘いしやすいです。自分の好きなようにできるというのはすごく大切で、自分が楽しくないと周りも楽しめないものです。ですので、できれば自分で、自分の好きなジャンルでオフ会を開催することをオススメします。どうしても自分で開催するのが苦手、という場合は、主催の人と仲良くなったり、仲のいい友達に主催してもらうといいでしょう。

あきらめないことが大事

私の体験談では旦那と出会ったところしか書いていないので、苦労せずに好かれて付き合ったように見えるかもしれませんが、旦那と出会う前に結構何度もオフ会をしています。婚活などでもそうだとは思うのですが、初めてすぐに良い出会いがあって上手くいく、なんてことはなかなかありません。色々な人と出会い、色々な出会いを繰り返して良い出会いを掴むことができるのだと思います。婚活パーティーなどは趣味の合わない人とも出会う可能性がありますので、そういったものよりは楽しく参加できるとは思いますが、それでも面倒になることがあるかもしれません。あくまで楽しみながら、オフ会に参加し続けることが大事かなと思います。

積極的に話をしよう

アドバイスというのもおこがましいほどの基本的なことではあるのですが…旦那は、私が初めてのオフ会でたくさん話しかけてくれたところが良かったようです。オフ会で初めて会うときは誰でも絶対に緊張しています。そんな時にたくさん話しかけてくれれば、きっと良い印象になるんじゃないかなと思います。これも人によっては緊張してなかなか話しかけられない、という人もいるかとは思うのですが、そこは同じオタク同士なので、話のきっかけはたくさんあると思います。「何オタクなんですか?」「(ジャンル内の)何が好きなんですか?」「キャラは誰が好きですか?」などなど、オタクであれば必ず答えられる質問というのはたくさんあります。普通の出会いだと、「趣味は?」「仕事は?」など人によってはあまり盛り上がらない会話からスタートすることもあるのでちょっと面倒なんですが、オフ会なら共通のものがあるので話も弾みやすいはずです。緊張するのは分かりますが、お話しないと何も始まりませんので、オフ会に参加したらがんばって話しかけていきましょう。

オフ会のメリット

出会いのコツをお伝えしましたが、オタクがオフ会で出会うことの何が良いのか、オフ会のメリットもお伝えしたいと思います。

仲良くなりやすい

私自身、合コンや街コンなんかにも結構行った経験があるのですが、2時間そこら一緒に飲んだところでそんなに仲良くなれないんですよね。自己紹介して探り探りで趣味や仕事などを聞いて、ちょっと打ち解けてきたかなってときに終了。その後連絡先を聞いたとしても、よっぽどピンと来た人じゃないともう一度会う流れになりませんよね。よく分からない連絡先が増えるだけで、何だか効率が悪いな、とずっと思っていました。オタクのオフ会は、行くものを選べばそもそも共通点があるので、打ち解けやすいです。時間もあまり縛りがないものが多いので、他の人と話す時間も結構とれます。探り探りで趣味を聞く必要もないし、自分の趣味を隠す必要もありません。私も合コンのときはオタクっぽい趣味は言わないようにしていました。(せいぜい漫画好きです、くらい。)
男性陣もフットサルやボードなどが趣味の人が多く、あまりスポーツをしない私は話についていけないことも多くありました。その点オフ会は気楽で、好きなものを好きと言えるし、人見知りな私でも比較的話が弾むことが多かったです。
やはり共通の趣味があると仲良くなりやすいので、オタクの人にはぜひオフ会での出会いをオススメしたいです。

ヤリモク(体目当ての男性)を排除できる

これは女性のメリットです。オフ会にそういう人が100%いないというわけではないのですが、他の出会い方よりは確率が低いかな、という気がします。出会い系、マッチングアプリ、合コン、婚活、いずれも試しましたが、一度はヤリモクっぽい男性に遭遇しました。
純粋に出会いを求めている女性にとっては迷惑な話で、こういう男性にはできるだけ会いたくないですよね。オタクのオフ会は、そもそもそのジャンルの最低限の知識がないと参加が難しいので、ヤリモクの男性はあまり来ないと思います。あと、みんなとは言いませんがオタクの男性はちょっとシャイな人も多いので、オタクの友達はそんなにガツガツした人はいないかもしれません。その他の出会い方で出会ったヤリモク男性たちは比較的ガツガツしているというか、口説き上手であったり褒め上手であったり、距離が近かったりすることが多いです。そういう男性には注意してくださいね。

友達が増える

副次的なメリットなのですが、他の出会い方よりは男女ともに友達が増えます。オフ会で本気で出会いだけを求めている人というのは多くありません。みんな自分の趣味の仲間が欲しいので、パートナー探しというよりは友達探しの意味が強いです。だからこそ、男女問わず友達が増えますし、ずっと仲良くしていけることも多いです。婚活などと違い、自分が楽しくて参加するものなのであまり疲れないと思いますし、楽しければまた違うオフ会に参加するモチベーションになります。他の出会い方だと結構ギャンブル性が高いというか、趣味がかけ離れている人と出会う可能性があります。好きなものが全て一緒である必要はないのですが、あまりにも噛みあわないと話も合いませんし、無駄な時間を使ってしまうかもしれません。もし婚活に疲れた…というのであれば、オフ会の方が出会いの場として合っているかもしれませんので試しに参加していてはいかがでしょうか。

付き合うことになってもオタクを隠さなくてもいい

上記でも触れましたが、オタクってやっぱりちょっといまだに肩身の狭い思いをすることもあります。私の友人には結婚しても旦那さんにオタクを隠しているという人もいます。自分の好きなことなので、できれば共有できた方が楽しいですよね。まったく同じジャンルが好きというわけではなくても、オタクであれば同じオタクには寛容な傾向があります。相手の好きなものを受け入れ、自分の好きなものも受け入れてもらえるので付き合っていても楽しいですし、気楽です。オタクであることは隠すことではないと私は思ってはいますが、オタクでない人からは偏見の目で見られることもありますので、オタク同士ならそういう心配は無用です。

まとめ

オフ会での出会いについて、私の経験を通して、出会い方のコツやメリットをお伝えさせていただきました。オタクでもやっぱりパートナーが欲しい!という方はたくさんいると思います。インドアな趣味なのであまり外に出ないことも多いかもしれませんが、オフ会で外に出てみればたくさんの出会いが待っています。オフ会はとても楽しいですし、自分の趣味を語れる友達が増えます。その延長として彼氏や彼女ができたら素敵ですよね。オフ会で出会って結婚までいった友人達をたくさん見てきましたし、私もその一人です。長く親しくできる友人もたくさんできました。
私はオフ会に参加して、オフ会を主催してきて本当に良かったと思っています。ずっと仲良くし続けられる友達もできたし、生涯のパートナーにも出会えました。気楽で楽しい毎日を送っています。
オタクの皆さんもぜひ、思い切ってオフ会に参加して、新しい出会いを見つけてみてくださいね!

続いて、最後の成功体験談を紹介してみます。

簡単な自己紹介

こんにちは。小さい頃から漫画が大好き、マイナーな漫画なら私に聞け、というくらい漫画を愛してやまないオタク女子です。
漫画っていろんなジャンルがあるからいつまで経っても飽きませんよね…いい大人なのでそろそろ飽きても良いと思うんですけど…笑

オタクとして十数年生きている私ですが、10代の頃も当然オタクだったわけで、彼氏もいない青春だったわけで…。恋愛漫画は大好きでしたがそんな青春もなく10代を終えた悲しい時代を生きておりました…。オタクだから彼氏ができないのかとも思いましたが、原因はオタクだからではなく、男性と話すことが苦手だったからかな、と今になって思います。オタクでもオタクじゃなくても、私と同じような人はいるんじゃないでしょうか?恋愛できないまま一人で生きていくのかもしれないな、と思っていた私ですが、とあるオフ会をきっかけにその考えは一転しました。
今回は、お恥ずかしながら20歳を過ぎるまで彼氏がいたことのなかったオタク女子のオフ会での成功体験をお伝えしていこうと思います。

オタク女子がオフ会に参加し始めた時期

私がオフ会にハマっていたのは20歳の頃でした。もう21歳になる直前だったかと思います。その当時私は大学生でしたが、サークル等には入らず、毎日決まった友達と過ごし、家に帰れば漫画を読むか動画サイトを見るか、というなかなかオタクらしい生活をしておりました。20歳になったこともあり、このままじゃだめだという気持ちもあった私は、意を決して行動することにしました。オフ会に参加することにしたのです。
大学生らしくサークルに入ったり合コンに行ったりすれば良かったのかもしれませんが、コミュ障だったため今更サークルに入るのもためらわれ、合コンをセッティングしてくれるような友人もいませんでした。オフ会であれば話すのも楽しいだろうし、純粋にオタク仲間が欲しいという気持ちが大きかったので、私はオフ会に参加するようになりました。
何度目かのオフ会で、私はとある男性に出会いました。
オタクカラオケオフ、というもので、部屋が3部屋に分かれ、アニソンなどジャンル分けされているものでした。結構大人数で、コミュ障の私はあまり歌うことができず、なんとなく近くの人と少しお話しているだけでした。
そんな時、一人の男性が「一緒に歌おう」と誘ってくれたのです。もちろん私だけではなく、みんなに話しかけてみんなと一緒に歌うタイプの人だったのですが、すごく印象の良い人でした。目立つタイプではありませんが親切で、色々な人に声をかけている人でした。
その時は一度一緒に歌い、少し話しただけでしたが、その後ご飯に行ったときに、すごくたくさん話せたのを覚えています。話が合って私にしてはとても会話が弾みました。好きな曲のジャンルが近く、オススメしてもらった曲を聞いて、SNSのメッセージで感想を語り合ったり、たまに開かれるオフ会で一緒に歌ったりしているうちに、私は何となくその人のことを素敵だなあと思うようになっていました。
しかしいかんせん恋愛下手なオタクだったので、特に行動できるわけでもありませんでした。せいぜい他の子と一緒にバレンタインのチョコを渡したり、できる限りその人とお話するように頑張るくらいでした。
そんなレベルでは恋心が実るはずもありません。ずるずると片思いを続けているうちに、はや半年。とあるオフ会で、彼から発表がありました。
「実は、○○さんと半年前から付き合っています」
衝撃的な告白でした。初めに出会ったオフ会で、実は彼はオフ会に参加していた女性に一目惚れし、すぐに告白していたそうです。
なぜ半年も隠していたのか、と思いますが、みんなで仲良くやっていきたかったからなかなか言い出せなかったよう。
私はショックで、涙が止まりませんでした。半年も思っていた人に、ずっと恋人がいたこともショックでしたし、半年も隠されていたこともショックでした。半年間を無駄にしたような気持ちでした。
これだけ聞くと、完全に失敗体験なのですが…私はこれも成功の1つだと考えています。(ポジティブなだけかもしれませんが笑)
この失恋により、私は5キロ痩せました。元々太っているわけではありませんでしたが、痩せたことにより顔がすっきりし、二重がはっきり目立つようになりました。気持ちが落ち着いて、新しい恋を頑張ろうというタイミングで、周りの人から「痩せた?」と言われることが増え、せっかく痩せたのだからキープしてやろうと食事管理と軽い運動を始め、今もキープしています。
気持ちの面では、「なぜ半年も思い続けてしまったのだろう」という後悔がありました。どこかで告白して早い段階でフラれていれば、傷も浅いし次の恋に移るのももっと早かっただろうと。この経験を通じて、私は、ずるずると片思いをしない、という決心をしました。また、オフ会で色々な人と出会い、話をする中で、人見知りや緊張しがちなところが少し改善したと思っています。元々は異性と話すことにとても緊張するタイプだったので、オフ会に参加しまくったことでだんだんと慣れて、誰とでも気軽に話せるようになったと自分では思っています。私の中では大進歩。
この失恋のおかげで、外見にも気を遣うようになり、気持ちの面でも、恋愛に踏み込む勇気が持てたような気がします。だから私はこの出会いは、本当に良い出会いだったと、今なら思えるのです。もちろんそのときは傷つきましたけどね!
ちなみにそのカップルは今は夫婦となり、今でも仲良くしています。私も旦那ができたので、みんなで飲みに行ったり遊びに行くこともあります。何年経っても仲良くできる友人ができたのも、ある意味成功かな、と思っています。ネット上で出会った人たちと、生涯の友人になれるなんて昔は思っていませんでした。今ではそういうこともきっと多いでしょうが、その当時はオンラインでの出会いというだけで敬遠されがちな頃でしたからね。

今ではオタクのオフ会で出会った人と結婚してとても幸せな私ですが、この体験を通して自分自身が学んだことを、ぜひ皆さんにお伝えしたいなと思います。

オタク女子がオフ会での出会いを成功に導くための3つの心構え

幸せは歩いてこないと理解する

非常に使い古されたアドバイスだとは思うのですが、これにつきます。あらゆることに対しても言えるのですが、幸せってぼーっと待ってても向こうからはやってこないんですよね。とんでもない美男美女とかなら分かりませんけど。
私はオフ会で出会った男性にアタックすることができなかった。当たり障りのない関係を続ける勇気しかなく、ただ幸せになれたらいいな、と待っていた気がします。夢見る夢子ちゃんで、空想の世界で生きていました。しかし、現実はそんなに甘くありません。何もしなければ何も起こらないのです。たとえばオフ会に参加しなかったら?そもそも誰とも出会えていませんよね。オフ会に参加したことについては、私は自分を褒めてあげたいな、と今でも思っています。たとえばもっとがんばってアタックしていたら?もしかしたら彼と付き合えたかもしれませんね。これはたらればなので、実際はどうか分かりません。ですが、行動することは必ずその後自分の糧となるでしょう。その時がダメだったとしても、自分の経験として必ず生きてきます。幸せは歩いてきません。今のままでいい、そう思っているなら全然かまわないのですが、今の生活に不満があったり、何か新しいことがしたいと思っていたりするのなら、思い切って行動していくことをおすすめします。
いつかの幸せのため、ただ待っているだけではなく、自分から幸せを掴みに行きましょう!

切り替えが一番大切

嫌なアドバイスではあるのですが、頑張って行動したけど上手くいかなかった、ってことは十分に有り得ます。幸せは歩いてこないですから、行動するしかないのですが、その結果上手くいかなかった。そんな時、誰しも嫌になってしまうことがあると思います。たとえば、オフ会に参加してみたけど、上手く会話に入れずひとりぼっち、全然盛り上がれず楽しくなかったとか、何か大失敗をしてしまったとか。好きな人ができて告白したけど、フラれてしまったとか。そういうとき、どうしても臆病になってしまったり、嫌になって遠ざかったりしてしまいがちです。オフ会は楽しくない!参加しなければいいんだ!とか、告白してもフラれるし傷つきたくない…とか、そう考えてしまうのも仕方ないことです。
だけど、ここで切り替えて次に行けるか、それが幸せになれるかどうかの境目な気がするんですね。私も根はネガティブなので、もう嫌だ!と思うことは何度もあるのですが、次に行かなかったことはないです。つまらないオフ会に参加しちゃっても次は別のものに参加しましたし、フラれたことも何度かありますがまた人を好きになります。次に行って後悔することってないんですよね。むしろ逃げ出した時の方が後悔は大きくなります。これはつまらなかったオフ会に行き続けたり、同じ人に何度も告白しろって話ではありません。違うオフ会に行ったり、新しい出会いを探したりしてみようってことですね。
何か一つ上手くいかなかったら、気持ちを切り替えてちょっと別のものに行くっていうのはすごく大事だと思います。
ちょっと上手くいかなかったときも、どんどん切り替えていきましょう!

好きなものをたくさん持つ

さっきの、切り替えの話にもつながるのですが、切り替えるためには好きなものがたくさんあった方が有利です。たとえばオタクであっても、一つのジャンルをずっと好きなタイプと、色んなジャンルが好きなタイプがいます。一つのジャンルを好きでい続ける人って、私はすごいと思うし尊敬しているのですが、もしもそのジャンルのオフ会で上手くいかなかったら別のものに参加するのが難しくなります。よほど人気ジャンルで、オフ会もたくさんあるなら別なのですが、同じジャンルのオフ会だと参加者も似通ってしまう可能性があります。(私のいるところが田舎なのもありますが…)
色々なジャンルが好きな人は、もし一つのオフ会で失敗しても別のジャンルのオフ会に参加することができます。オタク界隈ではあまりミーハーに色々なジャンルに手を出す人は好かれないかもしれませんが、私は幅広く色々なものを好きでいる人も、知識が広くて素敵だなと思っています。もし一つのジャンルで辛い思いをしたとしても、切り替えやすいですしね。しかしこれは性格的なものもあって、ずーっと一つのものにハマっている人もいるので、好きなものを増やせと言っても難しいことがあるかもしれませんね。そんな人は、無理に好きなものを増やさなくてもいいですが、上記のとおり切り替え上手になる努力をするといいかもしれません。
私と同じタイプで色々なものが好きな人は、どんどん好きなものを増やしてもいいと思います。昔は飽き性なのが悩みだったのですが、色々なものを好きになれると考えを変えてからはとても気が楽になりました。好きなものがたくさんあると、お得ですしね!

オフ会での出会いについて、私の経験を通して学んだことをお伝えさせていただきました。オフ会での出会いは本当に色々で、大親友ができたり恋人ができたり、逆に大嫌いな人ができる、なんてこともあります。それだけ色々なタイプの人と出会えるということでもありますし、普通の合コンではなかなかすぐに仲良くなれない人も、オフ会でなら自分を出すことができるかもしれません。新しい人と出会うことは、必ず自分の成長につながると私は思っています。私の経験を成功ととるか失敗ととるかも人それぞれでしょう。もしオフ会に行ってみたいな、と思う人がいたら、私はそれをぜひ応援したいと思います。
自分の好きなことを通して、色んな人脈を増やせればそれはとっても楽しくなります。オタクの皆さんはぜひ、思い切ってオフ会に参加して、新しい出会いを見つけてみてくださいね!